海の命
- 公開日
- 2021/02/24
- 更新日
- 2021/02/24
お知らせ
「海の命」の勉強も終わりに近づいています。
今日は最後の発問「どうして太一はクエをころさなかったのだろう」について、自分の考えをもとに話し合いました。
・父の魂がクエにあるから。クエの隣に父がいるようだから。
では終わりません。
・与吉じいさの言葉「自然に遊ばせてやりたい」「千匹に一匹でいい」という教えが心にのこっていたから
・父の「海のめぐみだからなあ」という言葉を思い出した。
とこれまで太一を育ててきた人たちの思いに発展。
さらにクエの様子から、「ころされたがっているように思えた」「動かないようす」は「太一にとって」のクエの様子であり、クエの様子から太一の様々な感情が見えること
「海の命」とは何なのか
まで話が広がっていきました。
そして、「泣きそうになりながらも殺そうとしてしている」のに「ふと笑顔になる」この違いに「太一は自分の本当の気持ちに気づいた」のではないかという結論に至りました。
本当の気持ちは「殺したくない」「クエを殺すのではなく父と漁にでたかった」「クエは父であると思いたい」「父や与吉じいさの思いをまもりたい」等です。
6年生最後にふさわしい、深い読み取りだったと思います。
振り返りには
太一は父とじいさの言葉をひきついでいる。
太一は色々なことを学んで、だからできた行動だと思う。
誰にも話さないのは自分とは違う人にとってほしくないからだと思う
等が書かれていました。